MELI-MELO MELOMANE

音楽愛好家的日常
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おせっかい
ジャケット写真でAmazonにリンクしているものは購入ページに飛べます。以前は日本のAmazonの輸入盤価格は、 に対していまひとつ価格競争力に問題がありましたが、最近はかなり下がってきています。更にマーケットプレイスで海外の業者(カリフォルニア州とか英国ジャージー島あたりに登記された業者などから届けられます。)から取り寄せることが出来るようになり、ものによっては犬や塔よりかなり安く入手出来るものもあります。だいたい1〜2週間で到着する(日本での配達はJP)し、今までトラブルはありませんでした。 ちなみに、アメリカ盤はそこそこのようです。アイテムによっては直接、米Amazonから取り寄せると更に安くなることがある(品数にもよります)ので、興味ある方は .com の方も検索してみてください。私の場合、安い運賃の発送でも2週間強で到着しています。英独仏それぞれのAmazonも、他の国に無い独自アイテムがあったりして楽しめます。仏、西あたりだとFnacという手も。なお、品切れで中古の出品者が少ないアイテムは「あり得ない」値付けになっていることもあり、ご注意の程。
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スペインにちなんだ音楽
スペインの名指揮者アルヘンタのステレオ初期の名盤。 イエペスのアランフエス協奏曲の伴奏のディスクもあるが、サルスエラもたくさん振っている。 英デッカのFFSS (Full Frequency Stereophonic Sound) と銘打たれた録音も素晴らしい。 高域がちょっと固いし耳当たりの良い音ではないかも知れないが、非常にリアル感があり、目の前で演奏しているような雰囲気がある。 色彩感と歯切れとドライブ感が絶妙で、リムスキー・コルサコフ、グラナドス、シャブリエ、モシュコフスキのスペインがらみの曲を一気に聴かせてしまう。 CD復刻については20ビットだのジッターがどうのと能書きが書いてあるが、何故かロンドンやユニヴァーサル・ミュージックではなくアメリカのClassic Compact Discsなる会社の発売。 TESTAMENDみたいな復刻専門レーベルなのだろうか? ESPANA - Ataulfo Argenta / LSO (Classic Compact Discs CSCD6006) -----
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ドイツの古い音楽
ツヴィカウのラートシューレの図書館に収められた楽譜による、16、17世紀のドイツの曲のアンソロジー。 ハンス・ザックスから、シュトルツァー、レヒナー、シャイン、シュッツ、その他の作曲家による17曲。 ラウムクランクはライプツィヒの新興レーベルで録音が優秀、オリジナリティあるアルバム作りで一部で注目されているようだ。 ドイツのルネッサンスの曲は、確かに音楽後進国だっただけあって当時のフランドルやイタリア、イギリス、フランス、スペインと比べて鄙びた感じだけれど、そこに味わいがあると言えばある。 もちろん、初期バロックからどんどん発展してシュッツまでくると頂点に上りつめる。 シュッツは確かに別格。 このディスクでは、知られていない曲もひとつひとつ丁寧に演奏してあって好感が持てる非常に良心的なアルバム作りだ。 Bibliotheca Cygneana - Ensemble "Alte Musik Dresden" (Raum Klang RK 9801) -----
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タリス・スコラーズのOxfordライブ
cover photoB00005N8DFLive in Oxford - The Tallis Scholars (Gimell 454 998-2) タリス・スコラーズのオックスフォード・マートン・カレッジのチャペルで行われたライブ。 オックスフォードは73年にこのグループの原点となる人々が最初のコンサートを開いたという縁があるらしい(但し、場所は「マグダラの聖マリア教会」)。 プログラムはオブレヒト、ジョスカン、タヴァナー(古いほう)、バード、タリス、マンディと一通り。 彼らのライブ録音というと、ローマのサンタ・マリア・マッジョーレでのパレストリーナがあった(ビデオも出ている)が、こちらはフランドルとイギリスの音楽で手堅くまとめている。 チャペルでのライブというと残響が多いふっくらした音を想像したが、この録音ではかなり硬質で高域寄りの音となっている。 最後のマンディのヴォクス・パトリス・チェレスティスは17分に及ぶ曲で、ダイナミックな音の動きと輝きに満ちた佳曲。 ライナー・ノーツでは指揮者ピーター・フィリップス自身がタリス・スコラーズの25年のあゆみを簡潔に振り返っていて興味深い。 -----
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ショーン・ケーンのフィドル・ソロ
cover photoB000001LQJJig It in Style - Sean Keane (Claddagh CCF25CD) チーフタンズのフィドラー、ショーン・ケーンのソロ・アルバムだが、ポール・ブレイディがギター、リアム・オ・フリンがウーリアン・パイプでバッキングするという贅沢なもの。 ダブリンのテンプル・バーにある小さなレコード・ショップ「クラダー」のオリジナル録音である。 このレーベルでは他に同じチーフタンズのハーピスト、デレック・ベルのソロ・アルバムも出していて、そちらも涙モノの名盤になっている。 伝統的なジグやリールの間に、ブルージーなトラックが挟まれたりしていて楽しい。 ダブリンのパブのひとときのようだ。 -----
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聴け
cover photoB00002573AEIST, songs in their native language... - Various Artists (Dara TORTV 105 CD) 「イシュト(聴け)」と名付けられたこのアルバムは、ゲーリック・シンギングの現在進行形を味わうのには最適の一枚。 アイルランド出身、またはアイルランド系の様々な歌手がゲール語で歌ってた曲を集めたものだが、14曲中8曲はこのアルバムのための録音のようだ。 その他の6曲はそれぞれの歌手のアルバムに入っている。 メアリー・ブラックが久しぶりにゲール語で歌った2曲が嬉しい。 モ・ヒル・マールは82年の General Humbert というグループで歌っていたが、今回は新録音。 ケイト・ブッシュやクリスティ・ムーアのゲーリック歌唱も貴重。 モーラ・オコンネルも暖かく滋味に溢れた歌を聴かせるし、シネード・ロハンの新鮮で伸びやかな歌も楽しい。 必ずしもトラディショナルな歌ばかりではなくポップなものもあるが、ゲール語の歌が新しく生まれ変わっていく様を示すのもコンセプトなのだろう。 ずっと欲しかったアルバムだがやっと手に入った。 -----
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バスクのポップス
何と、バスクのガール・ポップ・グループのアルバム。 しかも、詳しいけれど変に思い入れたっぷりな日本語解説とご丁寧に日本語訳まで付いている良心的な仕上げ。 誰がこんなものを買うのだろうか? バスク・スタイルのアコーディオンであるトリキシャを多用するのでトリキ・ポップというジャンルがあるそうで、そんな1枚。 なんだか、南ドイツの民謡グループのディスクみたいで、風変わりなことは風変わりで、決してつまらない訳ではないけれど・・・ ちなみに、去年バスク地方に行ったときにオシュコリだとか、バスクのローカル音楽の話をしようとしたが誰も知らなかった。 結局、向こうでも別にみんなが聴いているわけでは無さそう。 このアルバムも、一体現地ではどういう聴かれ方をしているのだろう? UHINEZ UHIN - MAIXA TA IXIAR (Triki-Elkar KD-432) -----
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