MELI-MELO MELOMANE

音楽愛好家的日常
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
BACK HOME
別館
おせっかい
ジャケット写真でAmazonにリンクしているものは購入ページに飛べます。以前は日本のAmazonの輸入盤価格は、 に対していまひとつ価格競争力に問題がありましたが、最近はかなり下がってきています。更にマーケットプレイスで海外の業者(カリフォルニア州とか英国ジャージー島あたりに登記された業者などから届けられます。)から取り寄せることが出来るようになり、ものによっては犬や塔よりかなり安く入手出来るものもあります。だいたい1〜2週間で到着する(日本での配達はJP)し、今までトラブルはありませんでした。 ちなみに、アメリカ盤はそこそこのようです。アイテムによっては直接、米Amazonから取り寄せると更に安くなることがある(品数にもよります)ので、興味ある方は .com の方も検索してみてください。私の場合、安い運賃の発送でも2週間強で到着しています。英独仏それぞれのAmazonも、他の国に無い独自アイテムがあったりして楽しめます。仏、西あたりだとFnacという手も。なお、品切れで中古の出品者が少ないアイテムは「あり得ない」値付けになっていることもあり、ご注意の程。
PROFILE
SEARCH
<< どぶろくのカクテル | main | スコットランドの島唄 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - | - |
ナナ・ムスクーリの英国民謡集
cover photoNana Mouskouri: Songs of the British Isles (Philips 838 737-2) このアルバムがCD復刻されて現役であるというのは嬉しい。LPでは1976年のリリースで日本盤もあり、発売当時、TBSの朝番組「おはよう700」(五木田武信と見城美枝子の司会)の海外レポートで紹介されたりしていた。 ある意味リトマス試験紙みたいなアルバムであり、純粋にフォークソングが好きな人が聴いたら、単にファミリー向けの綺麗なメロディ集だと切り捨てるかも知れない。発売当時、日比谷の図書館で借りてカセットに録音して何度も聴いていた私でも、今では、必ずしも没入して聴けるものでもない。しかし、ナナ・ムスクーリ、このギリシャ出身で、お国もののギリシャ歌謡はもちろん、シャンソンからラテン、そしてスタンダード・ナンバーまで歌いこなす不世出の歌手(ポピュラー音楽のマリア・カラスと呼ばれて・・・はいない)がイギリス民謡を歌った唯一のアルバムは、「ご当地ソング」を超えたユニバーサルな魅力を獲得していると言えないことも無い。 何と、このアルバムを出した1976年、ナナ・ムスクーリは他に11枚のオリジナル・アルバムをリリースしているのだ。月1枚である。ドイツ語やオランダ語による歌唱のアルバムもある。76年は彼女のレコーディングが最も多産な年だったようだ。 LPの資料が無いので不正確だが、曲順はCD化で変わったような気もする。He moved through the fair はあまたの歌手が歌っており、ナナの歌は優等生的に過ぎるとも感じられる。Danny Boyはこんなものか。O Waly Waly や Skye Boat Song あたりを、泥臭くなく聴かせるあたりが彼女の真骨頂か。一番好ましいのは、かわいらしい An English Country Garden である。パーシー・グレインジャーも室内楽用に編曲を残しているこの佳品が歌で聴けるのは楽しい。
| BIANCO | Ireland/Scotland/Celtic | comments(7) | - | - |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | - | - | - |
サチ (2007/09/24 5:31 PM)
はじめまして♪ Nana Mouskouriの検索でおじゃましました。サチともうします。ナナさんの紹介ブログを編集しております。 今さよならコンサート真っ最中のナナさんの日本公演がじつげんしますように、どうか宜しくお願いいたします。
サチ (2007/09/25 5:11 PM)
どうも拙ブログにコメントいただき、ありがとうございました。 なにしろ、お恥ずかしいコピペの記事つくりなので、 いつも検索で、何かネタがないかと、探しておりまして(汗 ところで、 マルチプライというサイトをご存知でしょうか。 著作権の立場からはいささか、?なのですが、宣伝、予告編と割り切って、情報の共有、頒布と、考えております。 どうか、宜しければ、お立ち寄りくささいませ。もしもアカウントをとられてメンバーになっていただけますと、メンバーオンリーのダウンロードが魅力的です。 音楽の60年代からのファンが多く見られ、コメント書き込みのために登録したのですが、ミイラ取りがミイラになってしまいました。 http://sachibaa.multiply.com/ http://nanayahoogroup.multiply.com/ http://mouskouri.multiply.com/
サチ (2007/09/26 8:39 AM)
おはようございます♪ しつこくて、申し訳ありません。 本日の拙ブログの記事として、こちらを ご紹介させていただきました。 もしも、ご指示がありましたら、削除いたします。 どうか宜しくお願いいたします。 サチ
BIANCO (2007/09/26 10:39 PM)
サチさん 紹介して頂き有難うございました。トラバ解除したとたんにスパムに見舞われたんですぐ閉じちゃいました。お手数おかけしました。
サチ@おせっかい (2007/09/26 11:45 PM)
さっそく、HPへの総合入り口を付記させていただきました。 音楽への造詣が深くていらして、稚拙な拙ブログがお恥ずかしいかぎりです。
じん (2009/05/05 2:01 PM)
はじめまして。ナナ・ムスクーリさんのイギリス民謡集がCD化について調べていたらここにたどり着きました。おかげさまで無事CDを入手できました。先日実家に帰ったときに日本盤LPを調べたのですが、曲順は同じでした。ジャケットもオリジナルのままです。日本語解説と歌詞対訳は横浜生まれのイギリス人ドロシー・ブリトンさんが書いています。ところどころ拙い表現や逆に難しすぎる表現はあるものの、当時これだけの日本語を操れる外国人は今ほどはいなかったんでしょうね。ブリトンさんは今も日本に在住してらっしゃるようです。 歌詞と解説を見ると一部にウェールズ語やゲール語が使われていることもわかります。 もし、未見でしたらお見せすることもできますが・・・。
BIANCO (2010/10/13 9:41 PM)
じんさま、1年以上遅れてのレスになり大変申し訳ありません。1年以上更新もしていなかったので気付くのが今になってしまいました。CD入手のきっかけになれたようで嬉しいことこの上ありません。私も、同じように探していたものに出会えたりします。